1979 2004 4 11

 1979年は、ソ連が、アフガニスタンに軍事介入をした年です。
しかし、この軍事介入は、失敗しました。
それは、この戦争が、ゲリラ戦となってしまったからです。
 アフガニスタンは、
イスラム諸国から、ゲリラを集める「ゲリラの磁場」となってしまったのです。
 ソ連は、この戦争で、大きなダメージを受けて、
これが、ソ連弱体化の原因のひとつとなりました。
 この戦争は、多くの国にとって、イスラム諸国に軍事介入をすると、
「ゲリラの磁場」となってしまうという教訓となりました。
 さて、現代。
なぜか、アメリカが、ソ連と同じことをしてしまい、
イラクが、「テロリストの磁場」となっています。
 ソ連の失敗を知っている人たちは、
イラク戦争に反対しました。
 しかし、ひどい連中もいました。
こういう人たちは、日頃から、
アメリカの単独行動主義に対して、頭に来ている人たちです。
 アメリカが、ソ連と同じように失敗して、弱体化するならば、
アメリカも、イラク戦争をやった方がいいと考えた人たちです。
 「もっと、テレビで、戦争を煽って、
アメリカの世論が、戦争に傾けばいい。
おそらく、アメリカ人は、テレビしか見ないだろう。
そして、テレビで、物事を判断してしまうだろうから。」
 世界には、こんなことを考える人たちもいるのです。
これは、アメリカの単独行動主義に対して反感を持っている人たちです。
 このように、単独行動主義は、余計な敵までも作ってしまいます。
作らなくてもいい敵までも、作ってしまいます。
ですから、アメリカは、国際協調主義に戻るべきです。





































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